<ニュージーランド酪農研修レポート>
09.01.24 酪農 女性私は2008年5月から12月までの8ヶ月間酪農の実習をしてきました。行こうと思ったきっかけは北海道のとある実習施設の知り合いがニュージーランドに行ったと聞いていたのと、高校時代の友達がドイツに農業実習のため1年間行っていたので、私も世界の農業をこの目で見てみたいと思い、行く決心をしました。
英語は少しずつ勉強していたのですが、学校に通った方が良いと思い、最初の約1ヶ月間はオークランドの語学学校に通いました。ビギナークラスになってしまったのですが、いろんな国の人がいて友達もできました。ホームスティ先は日本が大好きというリルさん宅にお世話になりました。猫や犬がいたので、時々遊んでいました。日本料理をたくさん作ってくれたので、終わる前の日にはお好み焼きを作ってあげました。同じ目的の日本人研修生もいたので、良いコミュニケーションとなって良かったです。


ワーカーとして牧場に勤務するクレイグという私と同い年の青年がいて、その人はもう2年目なのでわからないことはクレイグに聞いていました。ジェイソンよりも日本人慣れしていたのもあって話しやすかったです。
ジェイソンは奥さんリサと長男ライアンとの3人家族です。リサは街にある美容室に週2回通っています。ライアンは2歳で、とても活発な男の子でよく私のところに遊びにきていました。その他にペットとして犬、猫、山羊、ウサギ、鶏がいました。リサは搾乳をしないので、ペットの餌やりや、芝生の管理、家の中の管理や子育てなどを主にしていました。


搾乳自体は季節分娩をしているため、6月の後半から1頭ずつ増え始め、8月にはようやく全部の搾乳牛が揃いました。10月には種付けをして少しずつ乳量も落ちていき、最初は3人で2時間くらいかかったのが、11月には2人で2時間かからないくらいにまでなりました。私の出勤時間も、最初は8時からだったのですが、頭数が増えるごとに早く起きて、最終的には4時に起きてクレイグと二人で搾乳しました。そうなると早い時で7時には家に帰れたので、なんだか不思議な感じでした。
たまにジェイソン達と買い物に出かけたり、ドライブしたり、ひとりで短期間の旅行に出かけたりしました。さすがにひとりだといろいろ予約するのも大変なので、リサが電話で予約してくれて、オススメスポットやプランを立ててくれたのですごく助かりました。泊まったホテルにはたまたま日本人がいて二人きりだったので、思う存分話しました。
そんな毎日があっという間に過ぎ去り、私の勤務は11月いっぱいまでで終了となりました。短い期間ではありましたが、いろんな人と出会い、たくさん勉強できたのでとても良かったと思っています。搾乳は頭数が多かったけれど、慣れるとこんなに楽なのかと思うくらい早く終わったのでとてもやりがいがありました。ジェイソンは私が初めての日本人だということなので、なんとなく分かり合えないことがありましたが、これもお互いの勉強になることなので、また良い経験をしたなと思いました。


仕事以外でも、英語を教えるための受け入れもしているので、私が終わる何日か前にも一人2週間の滞在で来ていました。


私自身も、こういった活動でコミュニケーションの輪を広げることができて、また少しずつ成長することができました。これからも農業には貢献していくので、NZで学んだことをいろんな形で北海道の農業に反映できるよう日々努力をしていきたいと思っています。
