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頑張ってます!新規就農者 New farmer

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札幌市 Tさん

『お客様の声を大切に!』
~対面販売から元気・やりがい・アイディアが生まれる~

[Tさん(45歳)、平成28年7月就農、札幌市]
(取材:令和2年8月27日  M記   協力:札幌市農業支援センター)

地域の概要
 札幌市は、北海道の南西部に位置し、人口は197万人(令和2年9月)で北海道の中心都市です。都市化により、宅地の需要が増大するにつれ、農地面積の縮小を余儀なくされたものの、北東部の平野部を中心として、南東部の山間丘陵地帯、西部の砂質土地帯など、それぞれの立地条件に合わせた水稲・果樹・果実・野菜・花き・酪農・養豚・養鶏と多種多様な農業経営が行われています。

札幌発祥の由来から品種名に「サッポロ」とつく農産物が多くあり、中でも、たまねぎの「札幌黄」は、明治時代から自家採種・栽培され「札玉」ブランドの代名詞として君臨してきた歴史があります。
その他、レタス・ほうれんそう・小松菜・スイカ・果樹などは、作付面積や収穫量が全道の中でも上位を占めています。
動機から就農まで
 祖父の土地と父が購入した親族の農地で家庭菜園に取り組んでいました。
食品会社に勤務していたことから、仕入れ・流通の流れは熟知。自分で金額を決めて販売したいという想いが募りました。
そこで、食品会社を退職し、平成28年7月に就農しました。

『自宅から近い札幌市清田区有明という土地柄で家庭菜園が本業となりました。
農業は奥深いもので、手をかけて作れば美味しい野菜が出来上がってくれます。
その出来上がった野菜を購入していただき、リピーターとして毎週のように来ていただけるお客様もいます。
そのお客様が購入を続け、美味しいと言っていただけるよう、作り続けることが農業だと思います。』と、高橋さんは語ります。

栽培技術の習得は独学。本やネットからの情報が主とのこと。
トライ&エラーを繰り返しながら現在の栽培技術を確立したのでしょう。
経営概要
・経営面積:2.64ha
・ビニールハウス7棟
・トマト、ミニトマト、ばれいしょ、スイートコーン、ズッキーニ、
 いちご、グリーンアスパラガス、なす、きゅうり、レタス、だいこん、
 にんじん、にら、枝豆など約20品目を栽培。
・トラクター1台、耕運機1台
・労働力:本人、父母、従業員1名
就農支援制度の活用
・札幌市新規就農支援事業
・JAバンクアグリ・エコサポート基金 新規就農応援事業
・農業次世代人材投資資金(経営開始型)
経営の特徴とこだわり
・販売方法は市場・スーパー等への出荷がメイン
 他に市内郵便局28局(無人販売)やコンビニ、野菜マルシェ(出張・移動販売)
・対面販売でお客様と直接触れ合う
 お客様の声から日々のやりがいと経営戦略・商品開発へ
・品質重視、新鮮なものだけをお届けする
・美味しい水『湧水』をふんだんに使用した野菜栽培
後輩へのアドバイス
・何かを得るためには、努力が必要である。
・単身の農業経営であっても必ず周囲の人に助けてもらうことがある。
 また、助けてもらわなければ仕事は出来ない。
・一生懸命に働き、努力をしていると周りの皆さんが助けてくれる。
・従業員がいれば、尚更、チームワークで進まなければ仕事は出来ない。
今後の経営の方向性
 将来的には品目を絞り、いちご・アスパラ・スイートコーン・トマトの4品目を主力と考え、徐々に絞り込みを図っていくそうです。
「いちごが甘い! いちご狩りをしたい!」との声を受け、令和3年から「いちご狩り」が出来るように畑を準備中です。将来は、遊べる観光農園を目指すとのこと。
「美味しいから、また買いに来たよ!」その声を聞くだけで忙しくても頑張れるとTさんは言います。
 お客様の声を受けて、これからもチャレンジは続きます。
写真
①農場内で直売  ②大人気! スイートコーン
③食べごろの枝豆 ④ズッキーニ

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