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西興部村 Mさん

オホーツク管内の西興部村に、酪農経営で新規参入されたMさんを訪問しました。

[Mさん(34才)、平成26年4月酪農で就農、西興部村]
(取材:平成28年8月N記、協力:西興部村)

地域の概要
◆位置と自然、気候
・オホーツク紋別空港から車で1時間、旭川市から車で2時間
・町の総面積は308.08k㎡で、山林が270.30k㎡と88%を占める。
・農地は平坦で興部川・藻興部川沿いにあり、土壌は沖積土である。
・過去5年間(2010年~2014年)の平均気温は5.74℃年間降水量は1,070mm、年平均最深積雪は1.10mである。
◆人口・産業
・人口 1,141人(平成27年3月末)
・酪農が主であり、酪農家戸数16戸(うち法人2)、乳牛飼養頭数は3,092頭、年間生産量15,298t、年間生産額は137,990万円である(平成26年12月末、JAオホーツクはまなす調べ)。
◆村の魅力
・村内全世帯に行き渡る「光ファイバー」を活用したインターネット接続(FTTH)
・名物:からくりオルガン・音木林(おとぎばやし)、木の美術館「木夢」(木の遊園地)
・イベント:木夢ゴールデンウィークイベント、ウッディサマースクール(木のおもちゃ製作教室)、ウッディオータムスクール・ウインタースクール(木のクラフト製作教室)
動機から就農まで
 Mさんは大学卒業後付属農場の臨時職員として3年勤め漠然と畜産の仕事をやっていたが、その後、西興部村の酪農ヘルパーとして仕事をやっているうちに酪農経営をやりたくなった。酪農ヘルパーの給与から毎月貯金し新規就農に備えた。移譲農家とは親しく付き合いをさせてもらった経過にあり、経営継承研修に入ることとなった。
 奥さんは地元酪農家出身で家業に従事しており、縁があり研修中結婚に至っている。
経営概要
*経 営 面 積  50.0ha
*乳牛飼養頭数 82頭(経産牛52頭、育成牛30頭)
*農   地  牧草地40ha(採草地38ha、放牧地2ha)、サイレージ用とうもろこし10ha
*施設・機械  繋ぎ(対尻式)、トラクター(82ps 3台、100ps 1台)、自走式ハーベスタ(1/4)、播種機(1/4)、ロールベーラー(1)、テッダ・レーキ(1)、ラッピングマシーン
*労 働 力  1.3
*生 産 量  出荷乳量は400t
就農支援制度の活用
自己資金
農業経営継承事業
公社営農場リース事業
経営の特徴
*労働力1人でやれる範囲のゆとり経営。
*牧草収穫、コーン栽培・収穫は4戸共同で粗飼料生産コスト低減。
経営の目標
*生乳400t以上
*共同でできるものは共同で、精神的に余裕のある経営
*経継内容を維持し償還の目途を早くつける
就農前に習得すべき事
*地域で人間関係を作り、就農を応援してもらえるような信用を積み上げること。横のつながりが重要である。
*大型特殊免許の取得
後輩へのアドバイス
*酪農ヘルパーをやるのがよい。自分のステップアップや農場探しにつながる。また、仕事を通じて、いろいろな牛舎を見ることができ作業動線などまなぶことができる。
*自分でやりやすい酪農のイメージを作ること。
*受け入れ先の農家の方はもちろん地域の生産者の方々の信用を得なければ継承事業はうまくいきません。実際に農家になって横のつながりの大切さとありがたさを改めて実感しました。

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