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鷹栖町 Hさん

上川管内鷹栖町において、水田転作として大豆と加工トマトを主体とした畑作・野菜経営で新規参入されたHさんを訪問しました。

[Hさん(45才)、平成24年4月就農、鷹栖町]
(取材:平成29年9月OH記、協力:鷹栖町)

地域の概要
*北海道のほぼ中央、上川支庁管内の中心部に位置し、和寒町、北海道第二の都市旭川市に隣接してる。周りを小高い山に囲まれ、全体的には盆地状をなし、中心部を石狩川に注ぐオサラッペ川が北から南へ貫流している。
*トマトジュース「オオカミの桃」で知られる鷹栖町は中心部からJR旭川駅まで車で約25分という利便性の高さと、それでいて豊かな自然に囲まれた住みよい環境にある。品質・収穫量とも道内屈指の稲作、付加価値の高いきゅうりの生産など、もともと良品質な農産物の供給地帯であり、さらに現在は積極的な企業誘致により、農・商・工一体となった地域複合産業の形成を目指している。旭川鷹栖インター、旭川北インターの開通で札幌圏へのアクセスもより容易になっている。
動機から就農まで
*会社員(不動産業)の時に、企業としての農業参入を調査・検討する仕事に携わり、企業参入のメリットは少ないが、個人としては面白いのではないかと感じた。
*比布町での研修農家はトマトが主体で、いちご狩りなどをしており、数十種類の野菜を育てていた。
*当時、鷹栖町ではトマトでの研修受入をしてくれる農家がなかった。鷹栖町では新規就農者の受入を始めた時期であり、町内での研修実績が必要だった。
*比布町で4年半研修した後、鷹栖町に来て6か月間研修。
*鷹栖町では比布町での研修が自主研修という扱いになり、3度目の申請で受入が決まった。平成24年4月に新規就農。
経営規模
*家族構成は2人で、本人、妻。
*経営面積は8.7ha(地目:田、うち借入地4.5ha)。春まき小麦4.35ha、大豆3.38ha、加工トマト0.26ha(ハウス8棟)、かぼちゃ0.19ha、水稲0.52ha。
*大豆は2haが音更大袖振という品種で地元の豆腐料理屋(社会福祉法人が運営する手作り豆腐料理の店)に全量出荷。当初、4戸の農家でこの大豆を生産していたが今はHさん1戸。大豆の残り面積は、とよこまちという品種でJAに出荷。大豆の連作防止として春まき小麦を栽培している。
*加工トマトは、RS13という品種で鷹栖町農業振興公社で加工している「オオカミの桃」というジュースの原料として出荷。
*かぼちゃは、東京の市場を中心に出荷。
*春まき小麦、水稲はJAに出荷。
経営目標
*ハウス8棟のうち加工トマトを減らして、アスパラガス立茎栽培3棟を始めたい。
*雇用(パート)の安定確保。
就農支援制度の活用
*就農支援資金(施設等資金)を活用。
*青年就農給付金(経営開始型)を活用。
*鷹栖町新規就農者確保対策事業(就農支援事業)を活用。
後輩へのアドバイス
*適地適作を無視してはいけない。特産品には必ず理由がある。どこの土地で何でも出来ると思ってはいけない。そこの土地で最適な作物を受け入れる。
*一人農業は無理。家族の協力がないと出来ない。農作業の直接的なサポートでなくても良い。経営や家事など、何らかの形での応援が必要。

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