北海道農業担い手育成センター「北海道で農業をはじめるサイト」

頑張ってます!新規就農者 New farmer

一覧に戻る

美瑛町 Kさん

上川管内美瑛町において、トマトのハウス栽培を主体とした経営で新規参入されたKさんを訪問しました。

[Kさん(43才)、平成23年10月就農、美瑛町]
(取材:平成27年7月O記、協力:美瑛町)

地域の概要
*美瑛町の地勢は、おおむね波状丘陵で、その丘陵をぬって数条の河川が流れ、その流域が水田となっている。丘陵部には畑が広がり、東部には大雪山系が控えているため、独特の景観を呈している。
*気象は、内陸的で寒暖の差が著しいが、農耕期(5~9月)の積算温度は2,437℃、降水量は410mm であり、農耕に適した気象条件である。
*平成22年の耕地面積は、12,900ha であり、田2,000ha、普通畑10,900ha となっている。農地のうち、約4割が、中山間直接支払い制度の対象農地であり、傾斜地で構成される多くの農地は、農作業の効率化を阻んでいる。
*平成22年の販売農家戸数は495戸(法人事業体は除く)。そのうち専業農家は318戸(64.2%)、第1種兼業農家145戸(29.3%)、第2種兼業農家32戸(6.5%)となっている。
*平成22年の経営耕地面積別農家割合は、10~30haの階層が47.6%と最も多く、全道と比べ、中規模の農家割合が多くなっている。一戸あたりの平均経営耕地面積は、24.7haで、全道平均の23.5haよりやや大きい。
動機から就農まで
*Kさんは岡山県生まれ。東京でアルバイトをしながら、趣味のオートバイでの北海道旅行を楽しんでいた。美瑛町が気に入り、町内のライダーハウスに泊まりながら農場アルバイト(夏だけ、1~2か月)を3年間続けた。
*もっと住んでみたい気持ちが高まり、平成14年に美瑛町へ移住。町内の農業生産法人に勤め、畑作の農作業を担当(7年間)。
*同じ農場で働いていたパートナーとも出会い、自分たちの農場を持ちたいと、美瑛町農業支援センター(当時)に相談。
*平成21年から平成23年まで就農研修。平成23年10月に新規就農。
経営規模と経営目標
*家族構成は4人で、本人(43才)、妻(40才)、子供2人(3才、0才)。
*現在は、奥さんが育児に専念しているため、アルバイト1人を雇用。
*経営面積は3.5ha(地目:田)。大玉トマトを経営の柱にすえ、ハウス6棟(3,200㎡)にはトマト5棟とスイートコーン1棟を栽培。その他、露地かぼちゃ0.8ha、緑肥2.4ha(えん麦とキガラシを交互に栽培)。
*販売方法はJAに出荷。
*JAトマト生産部会の研修等を通じ、栽培技術をさらに向上させたい。
就農支援制度の活用
就農支援資金(就農準備資金)
経営体育成支援事業(ハウスを導入)。
美瑛町新規就農者等就農支援事業(助成事業)
新規就農で感じたこと
*農家は家族で仕事ができ、自分の考え方で経営ができることが大きな魅力となる。
*新規就農者のつながりを、これからも大切にしていきたい。
後輩へのアドバイス
*基幹作物の栽培方法、農作業機械の運転操作法は、就農前にきちんと習得しておくことが大事と感じている。

就農者一覧に戻る

TOPに戻る