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足寄町 Kさん

十勝管内の足寄町において、酪農経営で新規参入されたKさんを訪問しました。

[Kさん(32才)、平成24年4月酪農で就農、足寄町]
(取材:平成26年8月N記、協力:足寄町)

地域の概要
*足寄町は十勝の東北部に位置し、東は雌阿寒岳を経て釧路市及び白糠町に接し、南は本別町に、西は上士幌町に、北は置戸町、陸別町及び津別町に接しております。地勢は概ね山麓をもって構成され、東西66.5km、南北48.2kmでその面積は1,408.09k㎡と2005年1月まで日本一広い面積でした(現在でも、町としては日本一広い面積)。
*気象は、十勝内陸気候の影響を受けるため、寒暖の差が極めて大きく、降水量が少なく、さらに冬も晴天の日が多く、降雪量も少なく日照時間が長くなっております。
*町の総人口は7,630人で、総農家戸数は270戸(うち主業農家戸数206戸)、耕地面積は13,400haあります(以上H25)。家畜飼養頭数は乳用牛114戸で10,400頭、肉用牛は88戸で46,000頭です。主な畑作物は、小麦、てん菜、豆類、野菜で、その他家畜用の飼料作物、採草放牧地あわせて10,400haが作付され、農業産出額は88.8億円です(平成18年)。
動機から就農まで
*Kさんは大阪府の出身で、帯広畜産大学在学中に、3週間十勝管内のある酪農家で農家実習を行う機会があった。実習先の酪農家は放牧酪農でチーズの加工など乳製品加工もやっており、「こんな暮らしを自分もしてみたい」と思ったのが就農を目指すきっかけとなった。4年生になった時、道担い手センターに電話をかけ、就農方法など資料収集するなど情報収集 を行った。
*大学卒業後は、本場のヨーロッパ酪農を経験したいと考え、デンマークに渡り1年間酪農家研修を行った。その後、自己資金蓄積のため、岡山県の酪農ヘルパー(8ヶ月)と、中国四国酪農大学校の職員として4年間勤務している。
*足寄町を就農地として選んだ理由は、放牧酪農推進の町を宣言しており、目標とする放牧酪農ができると考えたからである。
*奧さんとは大学の同級生として知り合い、酪農ヘルパー時代に結婚した。放牧酪農家で一緒に研修を行った。
経営概要
*経営面積  40.0ha
*牧 草 地  採草地4ha、兼用地(採草、放牧)23ha、放牧地15ha
*施  設  成牛舎(20頭繋留、アブレストパーラーとして利用)、育成舎(改築予定)
       パドックに給餌場とフリーバーンを設置している。
*労 働 力  2.0(現在、奧さんは子育てに専念)
就農支援制度の活用
自己資金
就農支援資金(就農研修資金・就農準備資金・施設等資金)
スーパーL資金
公社農場リース事業(牛舎工事費、乳牛導入)
農地保有合理化事業(土地)
市町村事業(営農実習奨励金)
経営の特徴
*牧牧草利用
 牧草調製はロールパックサイレージ方式で、放牧を中心にした低コスト経営。放牧方法は昼夜放牧で、牧区を区切らない定置放牧である。草勢の弱まる7、8月は採草地を放牧(兼用)利用する。
*牛舎
 通年屋外飼養。20頭繋ぎ牛舎をアブレストパーラーとして活用。パドックに給餌場とフリーバーン(バイオベッド)がある。
経営の目標
経産牛40頭、出荷乳量300t
*償還を確実に行う。
*前の利用方式が採草地で、あまり管理されていない草地であったため草の密度が低い。今後は積極的に堆肥を投入するなどして草地の土作り、草づくりに取り組んでいく
就農前に習得すべき事
*実習中(研修中)のすべてのことを大切にする。
後輩へのアドバイス
*地域にとけこむこと。

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